簡単なゲームや自己紹介を行うことで、初対面の人同士のぎこちない雰囲気を緩和させる「アイスブレイク」というものがあります。
「心の壁を溶かす、壊す」的な意味なのでしょうか。
コミュニケーションの活性化のために行われることが多いのですが、今回はこの「アイスブレイク」について紹介します。
アイスブレイクを行う4つのメリット
アイスブレイクは、個人よりも企業側が行うケースが多いです。
アイスブレイクを取り入れることには、下記のようなメリットがあげられます。
・緊張をほぐす
・積極的な発言を促す
・コミュニケーションの促進
・お互いの理解を深める
緊張をほぐす
ビジネスの場面では、始めて会う相手と会議や商談をすることも多いです。
相手がどういう人間か分からないので、緊張のためにぎこちない雰囲気になってしまいがちです。
場の緊張をほぐして、堅苦しい雰囲気の緩和に、アイスブレイクはおすすめです。
積極的な発言を促す
ぎこちない雰囲気のままでは、発言もしづらく、会議や商談も盛り上がりません。
アイスブレイクで緊張を和らげることで、積極的な発言がしやすい雰囲気にして、活発な議論ができるようにします。
コミュニケーションの促進
アイスブレイクを通して、雑談をすることで、コミュニケーションのきっかけをつかむこともできます。
アイスブレイクはビジネスの要素がないので、会議や商談よりも気軽に発言することができるので、初対面の人が相手でも仲良くなりやすいです。
打ち解けた相手とビジネスを行えば、成果を出しやすくなります。
お互いの理解を深める
アイスブレイクで交流を図ることで、相手のことを知ることができて、理解を深めることができます。
相手との共通点を知ることができれば、さらなるコミュニケーションを図ることが可能です。
理解が深まっている相手との方がチームワークも円滑なものとなります。
アイスブレイクの一例
アイスブレイクには、どんなものがあるのでしょうか。
ここでは、その一例を紹介します。
きっと、あなたも親睦会でやったことがあると思います。
・テーマを設けての自己紹介
・Good & News
・ミニゲーム
・謎解き脱出ゲーム
テーマを設けての自己紹介
「自分を食べ物に例えるなら○○です！」
「1分間ピッタリになるように自己紹介します！」
など、特殊なテーマ付きの自己紹介を行う方法です。
学歴や前職、趣味など、無難なものばかりで片づけがちの自己紹介も、頭を捻って考えることになります。
面白い話も出てきて、笑いが起きて、雰囲気も柔らかくなります。
Good & News
前日にあった「嬉しかった出来事」や「発見したこと」を発表します。
簡単そうですが、意外と難しいです。
良いことや発見は多いのですが、会社の人に発表できるものとなると、そんなに多くないのです。
「テレビゲームでいつもより調子が良かった！」など、自分は嬉しいことだけど、人に話しても・・・ということばかりだったりします。
ミニゲーム
「クイズ」や「山手線ゲーム」を行います。
みんながルールを知っている物を選べば、年配の人も新しくルールを覚える必要がないので、気軽に楽しむことができます。
謎解き脱出ゲーム
与えられた特定のミッションを、チームごとに協力して達成に挑戦します。
チーム対抗になっているので、勝負に勝とうと、積極的に協力するようになります。
チームワークを培うのに良いです。
まとめ
アイスブレイクは、ビジネスの場だけでなく、学校でも行うことができます。
といいますが、自己紹介や林間学校など、クラス替えのタイミングで、昔から親睦を深めるという目的よく行われていました。
アイスブレイクと、新しい言葉で呼ぶようになっているだけですね。
最初は面倒くさいと感じていても、やってみると結構はまります。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この話以外にも定期的に投稿していますので、またお読みになっていただけますと嬉しいです！
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