テレワークは場所に関係なく働けるのが魅力ですが、対面にはない落とし穴も存在します。
オンラインでのやり取りが中心となるため、クライアントとの連絡がいきなり途絶えるリスクがあるのです。
クライアントとの連絡が取れなくなったことで賃金が支払われないといったトラブルもあります。
私も実際に何度か経験しました。
残念ながら、世の中には良い人ばかりではありません。
今回は、賃金の未払いで泣くことのないように、対策について紹介させていただきます。
在宅勤務に少しでも興味を持たれている人には、有益な内容となっておりますので、是非お読みください。

この記事はこんな人におすすめ!
・オンライン業務で未払いが発生する理由
・未払いを防ぐための方法

なぜ未払いが発生してしまうのか
オンラインの仕事で未払いが発生しやすい原因として、対面の場合に比べて接点が少ないことがあげられます。
クライアントの実名や会社名が不明という場合も存在します。
連絡の手段もチャットワークやslackのみで、電話番号やメールアドレスは不明という場合も珍しくありません。
連絡用のツール以外で連絡する手段がないので、音信不通や犯罪の温床になりやすいのです。
未払い防ぐための5つの方法
ただ未払いや音信不通が発生しやすい環境となっていても、テレワークや在宅は魅力的な仕事スタイルです。
こちらでは対策について紹介させていただきますので、是非参考にしてみてください。
・個人と取引する際は要注意
・身元確認を怠らない
・クラウドソーシングサイトを利用する
・やり取りを記録しておく
・専門機関に相談する
個人との取引は要注意
個人と取引する際は要注意です。
これまで何人かと取引をしてきましたが、責任感の乏しい、いい加減な人が多い印象を受けます。
もちろんちゃんとしている人も多いですが、都合が悪くなると連絡の取れなくなる人が多いのも実情です。
オンラインは対面に比べて、個人が気軽に起業できるため、こういう適当な人も増えています。
身元確認を怠らない
個人でなければ大丈夫かというと、そう甘い話でもありません。
相手が企業でも音信不通になる場合はあります。
やり取りを始める場合は、会社の所在地や電話番号、HPが確認できるかを確認しておきましょう。
トラブルになった際は必要になる上に、上記の情報を公開している会社は未公開のものと比べてリスクが少ないです。
もし実在が判断しかねるのでしたら、そのクライアントとの取引は控えた方が無難です。
クラウドソーシングサイトを利用する
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサイトを利用するのもおすすめです。
もちろんこれらのサイトにも不届き者は存在しますが、SNSで知り合ったクライアントよりは安心です。
またサイトの方で「本人確認」が取れているクライアントと取引するのもポイントです。
運営サイトに連絡先の情報を提出しているので、もし音信不通になったとしても、運営の方で対応してもらうことができます。
やり取りを記録しておく
クライアントとのやり取りは、スクショや録音で残しておくようにしましょう。
もしもの場合の証拠になります。
特に契約に関すること、こちらを非難するようなことを言われた際はしっかりと記録しておきましょう。
契約したばかりのころは、特に重要です。
こういった記録を残せるのは、オンラインの魅力です。
「そんなことを言った覚えはない」などと、相手にとぼけさせないように自己防衛を怠らないようにしましょう。
専門機関に相談する
あまりにも悪質と判断した場合は、弁護士や警察、労働基準監督署などの専門機関に相談してみましょう。
敷居は高く感じるかもしれませんが、不正には強い気持ちで抵抗することも大事です。
あなたが泣き寝入りしたところで、クライアントは反省する可能性は低いのですから。
第三者に公平な判断をしっかりと下してもらい、間違っていることに関してはしっかりとノーを突きつけるようにしましょう。
まとめ
テレワークでも対面でも、働いていると大小さまざまなトラブルに見舞われます。
トラブルに遭うことは仕方のないことですが、重要なのは困った場合は一人で判断しないことです。
これはおかしいんじゃないかと思ったら、周りに相談するようにしましょう。
いきなり労基署などの公共機関に相談するのが気後れするのであれば、友人や家族でも大丈夫です。
働いた分の対価を要求するのは当然のことですので、泣き寝入りすることのないようにしっかりと対処していくようにしましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この話以外にも定期的に投稿していますので、またお読みになっていただけますと嬉しいです!
引き続きよろしくお願いします。
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