今回は、ミニマリストTakeruさんの書かれた「月10万円で より豊かに暮らす ミニマリスト生活」について書かせていただきます。
ミニマリストとは、「物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人」のことをいいます。
世間のイメージでは、とにかくモノを捨てまくって、少ないモノで生活する変わり者と感じている人が多いのではないでしょうか。
ただミニマリストの人の目的は「必要なもののみで生活すること」で、「捨てること」が目的ではないです。
この本も「捨てるという行為」のノウハウ本というよりは、生活していく上での不要な考え方の整理法について書かれている本という感じです。
私が読んだ動機
ミニマリストの人たちほど徹底するつもりはありませんが、私も個人的に不要なモノを捨てたり整理する作業は好きです。
不要なモノを捨てるテクニックが書かれていることも多く、参考になることも多いんですよね。
その為、ミニマリストの人が書いた本はとりあえずチェックするようにしています。
この本もその過程で読んだのですが、他の本と比べても、なかなか面白いことが書かれていたので、紹介してみようと思った次第です。
この本をおすすめしたい人
・部屋がモノで溢れかえっている人
・収入はあるのに貯金できない人
基本情報
著者 : ミニマリスト Takeru
ページ数 : 224ページ
出版社 : クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
発売日 : 2020/4/17
ISBN : 978-4295404101
この本の概要
ミニマリストはいまや20代を中心に広くは60代くらいまで、そのライフスタイルを実践しています。
著者は全国のミニマリストたちを丹念に取材し、魅力的な暮らし方を紹介し、ミニマリスト分野ではもっとも視聴されているYouTuber。
「Less is more(レス・イズ・モア)」を共通語として、現在では多彩な文化ともいえるほど、グローバルな流れになっています。
本書の特徴としては、今まであまり語られてこなかった「お金」「人間関係」などを取り上げ、より実践的な内容を取り入れました。
また、各パートにはワークを用意し、ミニマリスト実践のイメージがしやすいように工夫しています。
心に残った部分のハイライト
過去を断ち切る
大事なのは過去を生きることではなく、理想の未来を描きながら今を生きることです。
もしもこれから大きな夢に挑戦したければ、過去の自分に別れを告げましょう。
過去の自分に支配されてはいけません。
過去は過去、今は今なのです。
今をどう生きるかは自分次第なのです。
過去のものを手放せば、それだけで意識は未来に向いていきます。
思い出すきっかけが少なくなるからです。
モノを買っても幸せになれない
モノを買えば買うほど物欲が刺激されて物欲はエスカレートしていき、もっと良いものが欲しくなる。
でも、お金が足りないことに気が付き、心が満たされないのです。
生活の変化、喜びを周りに発信しよう
喜びは他の人と共有することで、その喜びが2倍になります。
これがあなたのさらなるやる気を引き起こすのです。
どんなに小さな出来事でも良いです。
捨てたものの報告でも、片付けていたらお金が出てきたことでも。
言葉が変われば人間関係が変わる
あなたが普段から感謝の言葉や承認の言葉、激励の言葉、前向きな言葉が増えていくとどうなると思いますか。
今見ている世界が良いものだと感じることができ、そして間違いなく人間関係も変わるのです。
誰でも、ありがとう、良いね、絶対に出来る、大丈夫と周りから声をかけられたら、気分が上がり、笑顔も増えます。
そして心が満たされ、自信もつきます。
自信が付けば、周りから頼りにされたり、誰かの役に立とう、親切にしようと思えるようにもなります。
だから人間関係が良好になっていくのです。
まずはあなたが普段使う言葉を変えてみてください。
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まとめ
モノを捨てるのはマイナスと考える人は多いです。
ただ余計なモノを捨てると、捨てた分だけ身軽になるんですよね。
いらない服や家具を捨てると、その分のスペースが空いて部屋が広く使えるようになります。
いらないサブスクや固定費を減らすと、それに使っていたお金を自由に使えるようになります。
捨てるものが大きいほど、不思議と大きなものを得ることができたりします。
ちなみに私が捨てたもので一番大きなものは「サラリーマン人生」ですね。
捨てたおかげで、今まで通勤時間にかかっていた「時間」と、スーツや革靴にかけていた「お金」を使う自由が手に入るようになりました。
それをフルで活用したおかげで、現在にテレワーク生活を手にすることができました。
テレワークだから、満員電車も過去の記憶となりました。
控えめに言って、人生がかなり改善されました。大満足してます。
あなたにも同じことをしろとは言いません。
ただ何か大きなものを得たい場合は、時には何かを捨てる選択肢も必要ということは、心に隅にでも覚えておいてもらえると嬉しいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この話以外にも定期的に投稿していますので、またお読みになっていただけますと嬉しいです!
引き続きよろしくお願いします。
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