ローランドさんが書いた本です。
歌舞伎町の元№1ホストと言えば、ピンと来る人も多いでしょう。
テレビにもよく出演されています。
私も会社に勤めていた頃は、彼の特集番組を夜勤中によく観ていました。
最近はホストという仕事に否定的なニュースが目につきますが、内容はとても勉強になるものです。
私は男なので、ホストを利用したことはないのですが(かといってホステスを利用したこともありません)、楽しく読むことができました。
良い意味で気障な言い回しが多いのが好きです。
更によく言うのなら気の利いたセリフが多いところも最高です。
私が読んだ動機
私がこの本を選んだのは、前作が面白かったからです。
タイトルは面白そうなのに実際に読んでみるとつまらない、ということはよくあります。
本を選ぶ際に、できれば避けたい事態ですね。
その点、前の本が面白かったのなら、続編もまた面白い可能性が高いので、迷いなく手に取ったのです。
我ながら、本が目に入ってから、あっという間でしたね。
この本をおすすめしたい人
・ネガティブ思考の人
・密かにトップに立ちたいという野望を持っている人
基本情報
著者 : ローランド
ページ数 : 240ページ
出版社 : KADOKAWA
発売日 : 2021/7/8
ISBN : 978-4046049513
この本の概要
現代ホスト界の帝王ローランド、待望の自著第二弾!
コロナ禍で元気のない世界を、ローランドが「言葉の力」で明るく照らす。
「圧倒的に勇気づけられる」「ポジティブになれる」と大反響!前著『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』は、名言を切り口とした
ローランド自身の半自叙伝的要素も持つ本であり、「俺」が語る本でした。
本書は、前著とは違い、読者のあなたへローランドが熱く語りかけてくるものです。
本書を読んでいる間の主役はあなたです! 「君」が主役の本です。
ローランドがあなたを全力で肯定し、応援します!心に響く「ローランドからのメッセージ」も掲載。名言よりもハマる方続出中。
ポジティブシンキング、仕事論、トップの在り方、ミニマリズム、デジタルデトックス、
生き方、メディアでは見せない一面も、自著では語っています。
今、ローランドが「伝えたいことはすべて書き記した」という本書。是非、ご一読を。
心に残った部分のハイライト
・緊張は成長痛だ
緊張することは恥じゃない。
その胸の痛みは成長痛だ。
その高鳴る鼓動は自分が成長している音だ。
緊張は君にとって最高の成長の瞬間だ。
・コンプレックスが強いのは向上心が強い証だ
キミがもしコンプレックスを感じているのだとしたら、それは自分に対しての理想が高いという、何よりの証だ。
上を目指している証だ。
現状に満足していない証だ。
何も恥ずかしがることはない。
むしろ誇るべきことだ。
・心が弱いからこそビッグマウスを言おう
俺は自分の意志の弱さを自覚しているからこそビッグマウスを言う。
頑張りたくない日もビックマウスを言うことで頑張れた。
サボりたい日もビッグマウスが背中を押してくれた。
俺の心の湿った薪に火をつけてくれたのは、いつだってビッグマウスだった。
・ローランド流 ミニマリズム
たくさんのガラクタに囲まれるくらいなら、唯一の最高と徹底的に向き合って過ごしたい。
自分にとっての最高のものを一つだけ持てば、毎日自分にとって最高の装いができる。
毎日最高のものを使える。洗濯に悩むこともない。良いことばかりだ。
そんな良いものを買うお金がないという人も、たいてい身の回りのそのガラクタたちを買っていなければ質の良いものが買えていた筈だ。
たくさんのシラスを食べるより、マグロを一匹食べる方が満たされる。実にもったいない。
・高ければオシャレというのなら、一番オシャレな服は宇宙服だ
「○○を着ているローランドさん」といわれるよりも、どんなブランドを着ても、「ローランドが着ている○○」と言わせられる男の方がよほど格好いい。
ショーウィンドウに並んだ顔のないマネキンのように、何を身に着けているかでしか記憶してもらえない人になってしまうのは、とても悲しいことだった。
それに高ければオシャレというのなら、世界で一番オシャレな服は宇宙服になってしまうからね。
「俺の知り合いすごいんだよね」とか、「俺の年収いくらでさ」とか、自分の魅力を説明する時の主語が自分以外の何かになってしまうような人がたくさんいる。
それよりも自分自身の魅力を伝えられる人の方が余程素敵だとは思わないだろうか。
若い女の子に高級時計を見せつけて、「これいくらしたと思う?」という世界で最も退屈なクイズをするくらいなら、その高級な時計を壁に叩きつけて、「君と一緒にいた過ぎて時間止めてみました」というくらいの男気を見せた方がよほどマシだ。
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まとめ
元ホストで経営者な人の本なので、一般の人とはかけ離れた理論の話もいくつかありました。
でも格好良いんですよね。
他の自己啓発本でも話しているようなことでも、言い回しが一回りも二回りも格好良いんですよ。
そういうところはやっぱり№1ホストだな~~て納得です。
スラスラとスケールの大きなことを言える人には、やはり尊敬の念を感じます。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この話以外にも定期的に投稿していますので、またお読みになっていただけますと嬉しいです!
引き続きよろしくお願いします。
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