仕事も交友関係も順調なはずなのに、今夜も残業。
お金はたまっているけど、疲れもたまっている。
「最近寝れてないな・・・」
「給料はもらえているから生活に不安はないけど、疲れが取れないな・・・」
そんな経験はあなたにはないでしょうか。
頑張ることは素敵なことですが、そのせいで身体を壊してしまっては意味がありません。
今回は、頑張り過ぎてしまう人の特徴と、頑張らないためのコツについて説明させていただきます。
仕事や生活で疲れがたまっている人にはぜひ読んで欲しいです。
このブログで分かること
・頑張り過ぎる人の特徴
・頑張り過ぎないためのコツ
頑張り過ぎてしまう人の9つの特徴
頑張ること自体は良いことですが、やり過ぎは禁物です。
ずっと頑張り続けていると、身体だけでなくメンタルも疲れてしまい、「燃え尽き症候群(バーンアウト症候群)」にかかる可能性もあります。
その他にも次のような不調が表れることもあります。
・体調が悪い
・よく眠れない
・食欲がない
・仕事や学校に行く気力がわかない
・何をやっても楽しくない
・常にイライラする
頑張りすぎてしまう人の特徴としては、次のようなものがあります。
・途中で投げ出さない
・負けず嫌い
・手を抜けない
・休むことに罪悪感をもってしまう
・他の人の目が気になってしまう
・自分のやり方に固執する
・完璧主義
・頑張り過ぎていることに自覚がない
・人に頼むのが下手
途中で投げ出さない
一度始めたことはやり遂げないと気が済まず、無理なことでも諦めずに取り組みます。
まじめな人や責任感が強い人に多いですが、無理に達成しようと睡眠時間を削ってまで頑張ってしまうのです。
途中で投げ出さないことは大切なことですが、時には諦めることが必要な場合もあります。
真面目すぎるせいで、かえって自分を苦しめてしまうのです。
負けず嫌い
負けず嫌いな性格が原因の場合もあります。
他人が自分より成果を出していると、「自分も負けてられない!」と勝つために頑張ります。
その熱い気持ちは非常に良いのですが、勝ちたいと思う気持ちが強すぎて、無理をしてしまうのです。
手を抜けない
まじめな性格で仕事では絶対に手を抜かない人がいます。
「適当にやっといて」と振られた仕事でも、手を抜いたら仕事をくれた人に申し訳ないと全力で取り組みます。
ただ全ての仕事に全力で取り組むと、仕事の途中でエネルギー切れになってしまい、かえって周りに迷惑をかけることになります。
重要なものとそうでないものを見極めることも、効率良く仕事をしていくためには重要です。
休むことに罪悪感をもってしまう
休むことに罪悪感を持ってしまう人もいます。
疲れを感じても「休んではいけない」という強迫観念にかられてしまい、休憩することができないのです。
あまり休まない状態が続くと、途中で倒れてしまいます。
適度なところで自分自身を休ませるのも仕事の内です。
他の人の目が気になってしまう
周りからの目が気になってしまい、仕事の負担を減らすことのできない人もいます。
自分への評価が下がるのが気になってしまい、仕事を休ませてほしいと言いづらいのです。
みんなから認められている人ほど陥りやすいです。
せっかく上げた評価に傷を付けたくないばかりに無理をしてしまうのです。
自分のやり方に固執する
他に楽なやり方があっても、それまでの自分のやり方にこだわる人がいます。
周りから「こちらのやり方の方が良いよ」と勧められても耳を貸さずに、今までのやり方を続けてしまうのです。
その結果、余計に時間と手間がかかってしまい、本来であれば苦労せずに済んだ分まで負担を強いられることになります。
完璧主義
何事も完璧にこなそうとする人も頑張り過ぎる傾向にあります。
ただ完璧にこだわっているのは本人だけで、周りはそこまで求めていなかったりします。
本人が完璧と思っていることが、周りにとっては全然完璧でない場合もあります。
たいていは70点くらいで十分なので、完璧主義は捨ててしまった方が良いです。
頑張り過ぎていることに自覚がない
そもそも自分が頑張り過ぎてしまっていることに気付いていない人もいます。
他人から指摘されてようやく自分が頑張り過ぎていることに気付くのです。
最近はテレワークという働き方も増えており、自分で管理しないと気付かないまま疲弊していくという事態にもなりかねません。
疲れを感じていなくても、一定時間ごとに休憩を取るようにすると良いです。
人に頼むのが下手
他人にお願いすれば、簡単に済んでしまうということは多いです。
特に自分の苦手分野は、得意な人ならあっという間に済ませてしまいます。
自分一人で行っているせいで、余計な時間と手間がかかってしまい、必要のない苦労をしてしまう結果になっているのです。
その結果、頑張り過ぎることになるのですが、ただ仕事を進めるのが下手なだけなので、これでは評価の対象にはなりません。
頑張りすぎないようにするための5つのコツ
頑張り過ぎる人の特徴を見てみると、自分で自分を追い込んでしまっている場合が多いです。
言い方は冷たいかもしれませんが、心身に負担をかけてまでやり遂げる価値のある仕事なんて、世の中にはあまりありません。
事務作業程度であれば、多少の穴が開いた程度ではびくともしないものです。
自分はそれほどたいしたことはしていないと割り切って、もっと軽い気持ちで仕事に臨んでみてはいかがでしょうか。
頑張り過ぎるのを防ぐには、次のような方法があります。
・ノルマや目標を見直す
・適度に休憩をとる習慣をつける
・考え方を変える
・他の人に頼む
・頑張らない日を決める
ノルマや目標を見直す
設定しているノルマや目標を今の水準より下げてしまうのです。
自分の実力より高いものに設定しているために、達成しようと過度な負担が課されている場合があります。
多少は手を抜いても達成できるところまで落として、空いた時間で自分を労わるようにしてください。
適度に休憩をとる習慣をつける
どんなに優秀な成果を出しても、心身を壊しては意味がありません。
1時間仕事をしたら15分休むなど、あらかじめ休むタイミングを決めておくようにしましょう。
また休む時間でなくても、疲労を強く感じた場合も休憩するようにします。
ずっと仕事し続けるよりも、適度な休憩を挟んだ方が却って仕事が早く終わったりします。
仕事の成果も良いものとなる場合が多いです。
考え方を変える
「頑張っている人」=「優秀で評価される人」という意識を捨ててみるのです。
残念ながら、どんなに頑張っていても、仕事で成果を出すことができないのなら、結局は評価されることはありません。
月に100時間残業をしていても、納期に間に合わないのであれば、誰も評価してくれたりはしません。
この組織で評価されるために、本当に必要なことは何かを一度考え直してみることをおすすめします。
決して人より多く働くことではないはずです。
他の人に頼む
自分一人では負担がかかるようであれば、周りにも協力をお願いするようにしましょう。
他の人に頼むのは申し訳ないという人もいますが、だからといってあなた一人で抱え込んだままでは、納期に間に合わなかったり、仕事の質が低下したりと、却って迷惑をかけることにもなりかねません。
他の人の方があなたよりも何倍も早く、より高い完成度で仕上げてしまうことは多いです。
無理のない量まで仕事を減らせば、残業をせずに定時で帰ることもできます。
頑張らない日を決める
これは誰にでもできることではありませんが、月に一回などのペースで、この日は頑張らないという日を決めてしまうのです。
頑張り過ぎる人は気付かない内に疲労を貯めこんでいる場合が多いです。
身体や脳を休ませる日を決めることで、定期的にリフレッシュする習慣を作るのです。
丸一日休むことが難しい場合は、数時間でもOKです。
個人事業主や自営業者のように、自分で働く時間を決められる人はぜひ試してみてください。
それでも頑張り過ぎてしまったら・・・
頑張らないためのコツを紹介してきましたが、それでもついつい頑張ってしまう時はあるものです。
そういう時は、友達と飲みに行ったり、恋人とデートしたり、自分なりの方法でリフレッシュするようにしましょう。
頑張った自分へのご褒美として、「休日にいつもより1時間多く寝る」なども良しです。
頑張った分だけストレスも抱えてしまうものです。
貯めこんでいても良いことはないので、きれいに吐き出してスッキリするようにしましょう。
まとめ
頑張り過ぎてしまうのは、本人の問題というより、頑張り過ぎないといけないようなことになっている周りの環境に問題がある場合が多かったりします。
そもそも心身に支障をきたすほどに頑張らないといけないという時点でおかしいです。
今自分がしていることは本当に必要なことなのかを見直し、不要な仕事を整理したり、環境を変えるなどの対策を取るようにしてください。
残念ながら、あなたが頑張り過ぎて倒れても、周りからは感謝されることはないでしょう。
健康管理がなっていないと叱咤される可能性すらあります
自分を追い込んでも良いことはないので、早めにギブアップするようにしてください。
何事もほどほどが一番です。
適度に頑張るようにして、負担なく毎日を過ごすようにしましょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この話以外にも定期的に投稿していますので、またお読みになっていただけますと嬉しいです!
引き続きよろしくお願いします。
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