社会人として生活する以上、どうしても体調を崩す人は周りに出てきます。
時には仕事で関わりのある人から体調不良や怪我で入院したという話が舞い込んでくることもあります。
そういう場合は社会人の常識として、お見舞いのメールを送る場面もあるでしょう。
その度にネットで描き方などを調べるのも面倒なため、よく使う文章を、あらかじめブログの方にまとめておこうと考えました。
自分自身のためにまとめたものではありますが、もし文章作成でお困りの人がいましたら、ご遠慮なくお使いください。
![](https://kaiya1243.com/wp-content/uploads/24438375-150x150.jpg)
このブログを読むことで分かること
・実際に送るメールの文章の例文
・文章を送る際に気を付けること
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3TNK0A+F4RNAQ+348+6M4J5)
あいさつメールの例文
仕事先の関係者が入院したという設定で、例文を用意してみました。
上司や同僚、お客様に送る場合別に作成しております。
よろしければ、お気軽にお使いください。
上司に送る場合
お見舞い申し上げます。
その後の体調はいかがでしょうか。
業務の進捗について、ご心配かと存じますが、チーム全員でカバーしあっておりますので、今は焦らずご静養ください。
尚、返信はお気になさらないで、ご自愛ください。
1日でも早く回復されることを、心よりお祈り申しあげております。
(署名)
同僚や部下に送る場合
ご体調はいかがでしょうか。
突然の連絡で驚いておりますが、ご無理をなさらずに、ゆっくりと療養なさってください。
また、〇〇さんの元気なお顔を見られることを、心より楽しみにしています。
尚、こちらのメールへの返信はお気になさらず、お身体をご自愛ください。
1日でも早く回復されることを、心よりお祈りしております。
(署名)
お客様に送る場合
ご体調はいかがでしょうか。
突然の連絡で驚いておりますが、ご無理をなさらずに、ゆっくりと療養なさってください。
こちらのメールへの返信はお気になさらず、ご自愛ください。
引き続きよろしくお願いいたします。
(署名)
気を付けた方が良いポイント
ここでは、お見舞いの文章を送る上で気を付けた方が良いポイントについてまとめました。
こちらを参考に文章を作成すれば、かなり良い文章が出来上がることでしょう。
・返信は不要である旨を付け加える
・要点を抑えて簡潔に済ませる
・忌み言葉を使わない
・仕事の話は最低限に抑える
・メールを送る時間帯に注意する
・詳しい詮索はしない
返信は不要である旨を付け加える
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文章の最後には、返信は必要ない旨を忘れずに加えるようにしましょう。
代わりに「ゆっくりお休みください」と添えるのがおすすめです。
些細な気遣いがあるだけでも、受け取った側は幸せな気持ちになるものです。
要点を抑えて簡潔に済ませる
![](https://kaiya1243.com/wp-content/uploads/26270398_s.jpg)
相手は体調を崩しているわけですから、あまり長い文章は避けましょう。
気が滅入っているところに仕事先から連絡が届くというだけでも憂鬱なものです。
さらに長い文章ともなると、精神的にグッタリしてしまいます。
なるべく短い文章で、あまり負担をかけないように注意しましょう。
内容もあまり頭を使う必要のないように、最低限の用事だけで済ませましょう。
難しい言い回しも厳禁です。
忌み言葉を使わない
病気が悪くなったり、人が亡くなったりと、良くないことを連想させる言葉の使用は控えましょう。
避けた方が良い言葉を下記にまとめましたので、よろしければご確認ください。
※避けた方が良い言葉
弱る、衰える、終わる、枯れる、4(死を連想させるため)、9(苦を連想させるため)、長い、長引く、繰り返す、衰える、悪い、悪化、重ね重ね、別れる、頑張って、かわいそう、仕事の話題、頑張る、努力する、苦しい、悲しい、辛い、消える、ますます、追伸、PSなど。
死や症状の悪化を連想させたり、病気やけがの繰り返しを連想するものは避けるようにしましょう。
これらの忌み言葉が含まれていないか、メールを送る前に、作った文章を必ず読み返して確認することが大事です。
仕事の話は最低限に抑える
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言うまでもないことですが、お見舞いメールで仕事の話は極力避けるようにしましょう。
入院されている人のお身体の具合が最優先ですので、堅苦しい話は抜きです。
相手が安心して静養に専念できるように、配慮を忘れてはいけません。
メールを送る時間帯に注意する
お見舞いメールに限ったことではありませんが、早朝や深夜などの非常識な時間帯は避けるようにしましょう。
社会人として問題のない時間帯に送るのがベストです。
個人的には、午前中の用事もひと段落した13時ごろが良いと考えております。
その他、送る際は自分が受け取る側になって考えてみることをおすすめします。
詳しい詮索はしない
![](https://kaiya1243.com/wp-content/uploads/22694008-824x1024.jpg)
相手が親密な関係の人であれば、病気の内容などが気になってしまうものですが、詳しく聞くのは控えるようにしましょう。
相手が話すのを嫌がっているかもしれませんし、ナーバスになっているところに、治療中の病気についてあれこれ尋ねるのは失礼です。
こちらの気持ちを抑えて、そっとしておくようにしましょう。
お見舞いのビジネスメールでよく使う言葉
お見舞いのメールでよく使う言葉をまとめてみました。
他にもいろいろとありますが、代表的なものは以下になります。
お見舞いの文章を作る際には、ぜひ活用してみてください。
・ご自愛ください
・お大事になさってください
・お見舞い申し上げます
・お祈り申し上げます
まとめ
お悔みやお見舞いの連絡は、良いものではありませんので、ないに越したことはありません。
しかし、仕事をしていると、どうしてもそういう機会を経験することがあります。
その際に誤った文章を送ると、こちらの常識まで疑われてしまうため、文章の作成には非常に気を使います。
ただ重要なのは、相手を思いやる心ではないでしょうか。
多少拙い文章でも、心のこもった文章であれば、相手を勇気づけることができると考えております。
![](https://kaiya1243.com/wp-content/uploads/2534194-692x1024.jpg)
最後にお見舞いの品として良さそうなものをピックアップさせていただきました。
よろしければご検討いただけますと幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この話以外にも定期的に投稿していますので、またお読みになっていただけますと嬉しいです!
引き続きよろしくお願いします。
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